盛岡市視察 8月19日 その1 女性センター
もりおか女性センターの運営は指定管理者である「NPO参画プランニング・いわて」が担っている。センター所長の平賀圭子さんはNPOの理事長でもある。
千葉市の女性センターが、今年、他の多くの公の施設とともに指定管理者の再選定の年に当たるため、以前より事あるごとに、担当者には、前回のようなハーモニープラザ一括での(前回はしかも非公募!)選定ではなく、女性センター単体での指定管理を求めてきた。他市の女性センターでは女性関連NPOが指定管理を受託している例も、まだわずかではあるが見られる。
2008年夏に静岡で持たれた「男女共同参画を目指すNPOと指定管理者制度」というフォーラムの記録集を読んでいて、その中で「参画プランニング・いわて」のことを知り、今回の盛岡市への視察の中で、是非とも訪ねてお話しを伺いたいと思った。
女性センターの入る「プラザおでって」は、盛岡城と中津川を挟んで向かい側。中ノ橋(街の真ん中、という意味があるのだそう)のたもと。市役所からも歩いて5分ほど。かつての盛岡市の中心。しかし鉄道駅を少し離れたところに作ったために、そちらの開発が進み現在は苦戦がち。そこで中心市街地活性化の一環で盛岡市が再開発ビルを建設。女性センターはその5階。
・2008年からそれまで直営であった女性センターの指定管理者に。職員は非常勤含め、すべて新規採用。2008年4月1日、施設に入って驚いたことの一つが、ほとんど「引き継ぎ」がない、ということ。あったのは「利用者名簿のみ」。勤務表はじめ、いろんな帳簿類などを整備するところから仕事が始まった。
・NPOの理事は10名。そのうち3名が女性センターの運営に直接かかわる。一人が所長の平賀さん。後は副センター長と、別館の運営を担っておられる方。
・この別館はもと「働く婦人の家」といって、どちらかというと「男女共同参画」とは別の方向を向いていた存在だったようだが、少しずつ意識改革が進み、現在では、その中で「芽でるネット」という女性の起業を応援する場所が設置されている。
・岩手、盛岡では、女性センターは都市部のもの、といった認識がある。岩手で男女共同参画を進めるには、農村部の女性のエンパワメントが必要。そのための起業応援の場所が「芽でるネット」
・女性センター職員は16名。いわゆる普通の既婚者は6名、シングル5名、母子家庭5名。DVの被害者もいる。採用時、多くの母子家庭者やシングルの方が応募。同じ力量なら、そういった方を優先で採用。
・職員はすべて平等。8:30〜17:30の勤務。原則として超過勤務なし。ローテーションなし。ミッションにあった活動を自分で考え企画。皆に図り、決定していく。女性のエンパワメントを目指す施設で職員も育ててきた。
・現在に2期目の指定管理(1期目は3年。2期目は5年間の契約)。1期目は6100万円の委託費。2期目は約200万アップ。74%が人件費。残りで維持管理と事業。盛岡で一人暮らしできる賃金を。ただし家族までは養えない。自分で研修を受け、レベルアップし、より高い報酬を得られる職場に移った方も3~4人いる。指定管理は期限付きだからいつまでも保証があるわけではない。こういった転職は認めたい。
・民間の指定管理者としてのメリットを生かし、指定管理料以外にこれまで民間各社や国よりの事業を受託し、外部資金の導入に努めてきた。(ジョンソン&ジョンソン、マイクロソフト、文科省など)
・2009年度はこれも含めると1億円弱の総収入となっている。
・2009年度策定の盛岡市配偶者暴力防止対策推進計画に、配暴センターの設置が謳われ、それが女性センター内に。ふるさと雇用再生基金によって設置された。これによって相談員がそれまでの2名から3名に
・上記企業応援の「芽でるネット」もふるさと基金による設置
千葉市の女性センターが、今年、他の多くの公の施設とともに指定管理者の再選定の年に当たるため、以前より事あるごとに、担当者には、前回のようなハーモニープラザ一括での(前回はしかも非公募!)選定ではなく、女性センター単体での指定管理を求めてきた。他市の女性センターでは女性関連NPOが指定管理を受託している例も、まだわずかではあるが見られる。
2008年夏に静岡で持たれた「男女共同参画を目指すNPOと指定管理者制度」というフォーラムの記録集を読んでいて、その中で「参画プランニング・いわて」のことを知り、今回の盛岡市への視察の中で、是非とも訪ねてお話しを伺いたいと思った。
女性センターの入る「プラザおでって」は、盛岡城と中津川を挟んで向かい側。中ノ橋(街の真ん中、という意味があるのだそう)のたもと。市役所からも歩いて5分ほど。かつての盛岡市の中心。しかし鉄道駅を少し離れたところに作ったために、そちらの開発が進み現在は苦戦がち。そこで中心市街地活性化の一環で盛岡市が再開発ビルを建設。女性センターはその5階。
・2008年からそれまで直営であった女性センターの指定管理者に。職員は非常勤含め、すべて新規採用。2008年4月1日、施設に入って驚いたことの一つが、ほとんど「引き継ぎ」がない、ということ。あったのは「利用者名簿のみ」。勤務表はじめ、いろんな帳簿類などを整備するところから仕事が始まった。
・NPOの理事は10名。そのうち3名が女性センターの運営に直接かかわる。一人が所長の平賀さん。後は副センター長と、別館の運営を担っておられる方。
・この別館はもと「働く婦人の家」といって、どちらかというと「男女共同参画」とは別の方向を向いていた存在だったようだが、少しずつ意識改革が進み、現在では、その中で「芽でるネット」という女性の起業を応援する場所が設置されている。
・岩手、盛岡では、女性センターは都市部のもの、といった認識がある。岩手で男女共同参画を進めるには、農村部の女性のエンパワメントが必要。そのための起業応援の場所が「芽でるネット」
・女性センター職員は16名。いわゆる普通の既婚者は6名、シングル5名、母子家庭5名。DVの被害者もいる。採用時、多くの母子家庭者やシングルの方が応募。同じ力量なら、そういった方を優先で採用。・職員はすべて平等。8:30〜17:30の勤務。原則として超過勤務なし。ローテーションなし。ミッションにあった活動を自分で考え企画。皆に図り、決定していく。女性のエンパワメントを目指す施設で職員も育ててきた。
・現在に2期目の指定管理(1期目は3年。2期目は5年間の契約)。1期目は6100万円の委託費。2期目は約200万アップ。74%が人件費。残りで維持管理と事業。盛岡で一人暮らしできる賃金を。ただし家族までは養えない。自分で研修を受け、レベルアップし、より高い報酬を得られる職場に移った方も3~4人いる。指定管理は期限付きだからいつまでも保証があるわけではない。こういった転職は認めたい。
・民間の指定管理者としてのメリットを生かし、指定管理料以外にこれまで民間各社や国よりの事業を受託し、外部資金の導入に努めてきた。(ジョンソン&ジョンソン、マイクロソフト、文科省など)
・2009年度はこれも含めると1億円弱の総収入となっている。
・2009年度策定の盛岡市配偶者暴力防止対策推進計画に、配暴センターの設置が謳われ、それが女性センター内に。ふるさと雇用再生基金によって設置された。これによって相談員がそれまでの2名から3名に
・上記企業応援の「芽でるネット」もふるさと基金による設置
平賀所長いわく「いくつかの団体が女性センターの指定管理を受託したいと勉強に来られた。しかしあと一歩のところで腰が引けてしまう。赤字になるかもしれない、リスクがあるかもしれない、ということを言い出すとダメ。自信をもって「やれる!」と言わないとプレゼンで民間企業に負けてしまう。」
ミッションを可能にするパッションを持ってこそ、ということか。行きつくところは「人」なのかも。千葉市はまだまだこれだけの団体はない。残念だが、これからの可能性も大きい! と考えよう・・・。
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