1 動物愛護について

答弁:保健福祉局次長

はじめに、動物愛護についてお答えします。 まず、20年度の収容、引取り頭数などの実績と傾向についてですが、犬については、収容が255頭、引取り142頭、飼い主への返還76頭、譲渡159頭、殺処分161頭となっており、ここ数年の傾向としては、収容・   引取りでは約2割減少し、殺処分では約4割減少するなど、大幅な減少傾向にあります。 また、猫については、収容が364匹、引取り767匹、返還4匹、譲渡108匹、殺処分1,027匹と   なっており、傾向としては、収容・引取り及び殺処分については、年度により増減はあるものの、緩やかな減少傾向にあります。 なお、譲渡頭数については、20年度はボランティアの協力により69匹増えるなど、大幅な増加となっております。

次に、犬・猫の譲渡に係るボランティアの人数とその効果についてですが、現在、9人のボランティアの方々が登録されており、子犬や子猫だけでなく、譲渡希望者の少ない成(せい)犬(けん)や 成(せい)猫(ねこ)についても積極的に譲渡先を探すなど、譲渡頭数の増加や、殺処分の減少に貢献していただいており ます。

次に、ボランティア受け入れの取組みと課題についてですが、犬や猫の譲渡先の確保には、ボランティアの協力が重要であることから、動物保護指導センターで行っているボランティア事業について周知し、登録者の増加に努めて参ります。 また、課題としては、ボランティア保険への加入や控え室の確保など、活動するための環境整備が必要と考えております。

次に、動物取扱業者の登録件数と監視指導の体制、頻度についてですが、21年10月末の、ペットショップやペットホテルなどの動物取扱業者の登録件数は、334件であり ます。 また、監視指導についてですが、動物保護指導センター職員2人が、登録時及び3年に1度、定期的に立入検査を行うほか、苦情が寄せられた場合には、その都度監視指導を実施しております。

次に、指導をしても改善されない場合の対応と購入者への説明に係る指導についてですが、動物の愛護及び管理に関する法律」により、改善を勧告し、従わない場合は措置命令を行い、その命令に違反した場合は、警察に告発することとなります。 また、購入者への説明についてですが、「動愛法施行規則」により、ペットショップなどの販売業者の遵守事項として、購入した動物の特性や状態に関する情報を文書で説明することとされているので、業者に対し、登録時や立入検査時に確認するほか、動物取扱責任者講習会においても指導しております。

次に、収容動物の飼育状況などについてですが、収容については、負傷した犬や譲渡可能な犬などをそれぞれ数頭ずつに分けて収容し、猫については個別の檻に収容しています。 問題としては、収容室にも限りがあるため、新たに収容された動物が持ち込む寄生虫やウイルスなどによる感染症対策などがあります。 なお、負傷や病気のある動物については、獣医師の資格をもつ職員が治療を行っております。

次に、動物愛護推進員の人数と活動内容、推進員を知りうる方法についてですが、動物愛護推進員は千葉県が委嘱しており、本市内で活動する推進員は10人となっております。 活動内容は、動物愛護と適正飼養の普及啓発や犬・猫の不妊手術に関する助言、譲渡支援などとなって おります。 また、推進員を知りうる方法ですが、動物保護指導センターにお問い合わせいただければ、ご説明する こととしております。

次に、動物愛護の視点と今後の方向性についてですが、本市においては、動物愛護精神や適正飼養の普及 啓発のため、パンフレットやリーフレットの作成に 加え、動物愛護フェスティバルや犬のしつけ方教室、愛猫(あいねこ)教室などを開催したほか、不妊手術費用の助成を行い、殺処分数の減少を図って参りました。 今後も、人と動物がより良い関係で共存できる社会を目指し、獣医師会や動物愛護団体との連携を深め、各種の事業に取り組んで参りたいと考えております。

次に、動物愛護の活動に対する支援についてですが、毎年、9月に開催する動物愛護フェスティバルに おいて、ボランティア活動を広く市民に紹介しております。 今後は、活動に携わる方々と意見交換会を行い、必要な支援について検討して参ります。

次に、不妊・去勢手術と市政だよりによる周知については、関連がありますので、合せてお答えします。動物保護指導センターでの実施には、職員の外科的技術の習得が必要となります。 また、ポスターについては、現在作成中でありますが、市政だよりでの特集については、今後検討して参ります。

次に、不妊手術費用を助成するモデル事業を昨年度実施できなかった理由と、今年度の進捗状況等に  ついてですが、まず、昨年度のモデル事業が未実施の理由は、   飼い主のいない猫が問題となっている地域において、本事業による不妊手術を提案したものの、最終的に 地域の合意が得られず、実施に至りませんでした。 そこで、今年度は、地域猫活動に既に取り組んで  いる地域を対象とし選定したことから、自治会の合意も得られ、年度内に地域猫活動を行っている代表者 から申請を受ける予定となっております。

2 稲毛区のまちづくりについて

答弁:都市局長

稲毛区のまちづくりについてのうち、所管についてお答えします。 まず、平成18年の交通環境調査時の新たな課題についてですが、JR稲毛駅前の改良整備後に行いました交通環境調査において、4点の新たな課題を確認しました。 一点目は、改良工事により設置された一般車  乗降場において、駐車車両が占拠し、停車車両が  利用できない時間帯があること。   二点目は、併走や違法駐車を解消するため   新設された路肩部のゼブラゾーンが違法駐車を  招き、広場の混雑要因になっていること。 三点目は、駅前広場の混雑緩和のため、県道からの進入車両が右折できないよう南側の緑地帯を   延長しましたが、その先の横断歩道上を右折する 車両があること。 四点目は、午後以降にタクシープールに入れないタクシーが、駅前広場内道路と周辺道路に車列を つくり、幕張町弁天町線や同駅周辺の交通渋滞の 一因となっていることであります。

次に、現時点までに課題は解消されたのかと  今後の対応につきましては、関連がありますので 併せてお答えします。 「一般車乗降場の駐車」、「ゼブラゾーンの違法駐車」、「県道側からの右折車両」の三点の課題については、地元・関係機関等で組織する関係者連絡会からの 要望により、所轄警察署の駐車違反などの取り締まり強化や注意喚起の看板などの設置を行った結果、 これまで所轄警察署では市民からの苦情、要望等は受けていないと聞いております。 四点目の課題のタクシー車列による交通渋滞に ついては、関係者連絡会より千葉県タクシー協会に対し、改善に向けた申し入れを行っているところでありますが、依然、解消されていないことから、  本市よりタクシー協会に対し、車列の改善について 要請して参ります。 今後も引き続き、現状把握に努めて参ります。

答弁:建設局長

稲毛駅周辺のまちづくりについてのご質問のうち、所管についてお答えします。 まず、自転車対策について、日曜日や祝祭日の放置自転車対策を今後どのように取り組むのか、とのことですが、日曜日と祝祭日は、通勤・通学などの自転車利用者が少なくなることから、現在のところ、追放指導は行っておりません。 しかし、稲毛駅などにおいては、日曜日や祝祭日に買い物客などによる放置自転車が多いことから、対策が必要であると考えております。 そこで、来年度、千葉駅で試行的に日曜日と祝祭日に追放指導員および駐輪場への管理人の配置を予定しておりますので、その効果などの検証結果を踏まえ、稲毛駅での日曜日と祝祭日の放置自転車対策について検討して参りたいと考えております。

次に、路上駐輪に対する各店舗へのアプローチなどについてですが、駐輪場のある店舗に対しては、店舗利用者が常時使用できるよう適正な管理を要請しているとともに、駐輪場のない店舗に対しては、市の駐輪場の利用を含め、駐輪場の確保を要請しております。 また、課題につきましては、稲毛駅周辺では、駐輪場を設置できるスペースがない店舗が多く見受けられることであります。 今後の対策につきましては、店舗の建替えなどに併せ、適宜、駐輪場の設置を要請して参ります。
以上でございます。

答弁:市民局長

稲毛駅周辺のまちづくりについてのうち、所管についてお答えします。 警察や市で、各種の自転車対策キャンペーンを一体的に実施することについてですが、自転車盗難防止キャンペーン等は、現在、関係課と共同で一部実施しておりますが、今後は、警察署をはじめ、  交通安全協会等関係団体との連携を更に強化し、 自転車利用のルールやマナーの向上に向け、効果的なキャンペーンが実施できるよう検討して参ります。 
以上でございます。

答弁:都市局長

次に、JR稲毛駅周辺地区が都市再開発方針における「二号地区」から「誘導地区」に変更された経緯についてですが、平成17年11月に千葉県が、都市再開発方針の見直し要領において、地区の実情から事業化の  動きがないものの、早急に再開発を行う必要性が 高い地区として「誘導地区」を創設しました。 これを受けまして、再開発が実施されている地区又は基本計画等が定められている地区などとされる「二号再開発促進地区」から「誘導地区」に    変更したものであります。

次に、大規模な工場跡地2か所の土地利用のあり方についてですが、駅西側の日本アルコール産業株式会社の工場跡地については、約4ヘクタールの面積が遊休地となっております。 周辺は閑静な住宅地であることから、これらと調和した跡地利用が望ましいと考えております。
次に、駅東側の日本たばこ産業株式会社の用地は、約6ヘクタールの面積で、既に倉庫としての機能を終えております。 当該地は都市再開発方針において、誘導地区に位置づけられている場所でもあり、市民生活の利便性の向上に資する跡地利用が望ましいと   考えております。

次に、稲毛駅周辺の緑地の特性や課題についてですが、工場跡地や研究施設、あるいは、住宅地内に残る帯状の幅の狭い、急こう配の斜面林が多いことが、特性であると考えております。 これらの斜面林は、開発をされずに残ったものの、今後開発により失われることも考えられますので、その保全が課題であると考えております。 

次に、平成18年第3期稲毛区区民懇話会から、駅周辺の緑の保全についてどのような提言がなされ、それに関して市はどのような調査・検討を行ったのかとのことですが、区民懇話会からは、失われていく緑に対して、  保存樹木・保存樹林、市民の森、市民緑地などの  保全施策を積極的に適用することや、市民参加に よる緑の保全手法について提案されたほか、後世に残したい緑として、19か所の緑地がリストアップされております。 この提案を受け、本市では一部の斜面林について 権利関係などの現況調査を実施するとともに、地域の皆様と一緒に緑を保全できないか、調整を 行いましたが、実現に至っておりません。

次に、小仲台7丁目の斜面林の保全に関する、市民からの意見や働きかけについてですが、当該緑地の開発計画が示されたことにより、  公有地化を求める陳情書が平成14年に提出されております。 その後、地域の皆様が緑地を守るための募金活動を行ったものの、進展しておりません。

次に、現在、稲毛区内に残る斜面林について、まちづくりにおける重要性や効果をどう評価して いるのかとのことですが、 稲毛駅周辺に残る帯状の斜面林は、遠くからも 見通すことができ、緑量を感じる緑として重要で あると認識しております。 また、斜面林は斜面地の崩落防止、ヒートアイランド現象の軽減、火災時の延焼防止などの 効果があると考えております。  

最後に、斜面林の管理における課題と対策についてですが、 多くの斜面林は、土地所有者の高齢化や管理上の経済的な負担等により、維持管理が困難となりつつあることが課題であると認識しております。 対策としましては、草刈りや樹木の剪定などの日常的維持管理が行き届かない斜面林を、市民の 皆様と市との協働により管理していく仕組み   づくりについて、検討を行って参ります。
以上でございます。

答弁:保健福祉局次長

次に、稲毛区のまちづくりについてのうち、小中台保健センター跡利用についてお答えします。 まず、施設の管理運営についてですが、施設の管理運営については、土曜日や日曜日などの休日も使用できるようスタッフを常駐させるなど、 市民が使いやすい施設として管理運営する必要があります。 このため、地域の状況に精通しており、市民活動をコーディネートできる団体等に管理を委ねることが 相応しいものと考えております。

次に、地域福祉活動施設の運営に市民団体等が関わる場の設置についてですが、この施設は、子どもから高齢者までの幅広い市民や地域団体の自主的な利用を考えております。 施設の運営につきましては、今後、地元住民のご意見を伺いながら検討して参ります。

次に、駐車場に保育園を整備することによる影響についてですが、保育園が整備されることで、地域の高齢者と園児との世代間交流事業などが活発に行われることを期待 しております。 また、不足する駐車スペースにつきましては、保育園が整備する駐車場を共用するなど、施設利用者の利便の向上に努めて参ります。

次に、地域福祉活動施設として活用することへの 期待についてですが、市民が気軽に集い、情報交換などが行える場が身近に確保されることで、市民や団体の交流が促進され、地域福祉の活動が活性化されるものと期待しており ます。

最後に、開設に向けた今後の予定についてですが、この施設は、昭和56年に建設されたもので、設備等が老朽化しており、再利用にあたっては、修繕が  必要となります。 そこで、新年度の施設修繕費が固まり、修繕に必要な期間が確定した時点で、具体的な開設時期等を公表していきたいと考えております。
以上でございます。

2回目

1 動物愛護について

答弁:保健福祉局次長

動物愛護についての2回目の質問にお答えします。 まず、動物愛護推進員への期待と連携についてですが、推進員は、動物の愛護と飼養の推進に熱意と識見を有していることから、動物の遺棄や虐待の防止に加え、動物愛護精神の普及啓発や、成(せい)犬(けん)や成(せい)猫(ねこ)の譲渡への 協力をいただくこととしております。 また、来年1月には、推進員との連絡会議を開催  するとともに、動物愛護フェスティバルやふれあい 事業への協力などを通じ、動物愛護のための具体的な連携を図って参ります。

次に、動物保護指導センターが手狭ではないかに ついてですが、収容動物は減少しているものの、譲渡事業の拡大により、収容期間を延長していることから、収容室が  若干手狭になっておりますが、折りたたみ式の檻を 利用するなど、収容方法の工夫により対応しております。

最後に、飼い主のいない猫のモデル事業の今後の 進め方についてですが、現在、進めている地域猫の不妊手術を普及する  モデル事業の実施状況を踏まえ、地域の拡大を検討して参りたいと考えております。
以上でございます。